ニッポンの離島

☆★☆六島訪問まであと3日☆★☆

島国ニッポン。

とはいうものの、岩手県内陸の山々に囲まれて育ったわたしにとって
日本が海に囲まれた島国というのはあまり実感の湧かない現実でした。



大学のある宮城県には、気仙沼の大島や、「猫島」として有名な石巻の田代島などの有人島がありますが、
残念ながら実際に行ったことはありません。
六島のお隣の真鍋島も「猫島」だそうで、猫好きなわたしとしては、ときめきを隠せません…！

身近な海辺、「島のある風景」といえば、日本三景松島。
松島には、小学校の修学旅行、そして大学入学を機に、何度か足を運んでいます。

松島にある福浦橋とそれにつながる福浦島。

国土交通省によれば、日本にある島は6852。
そのうち本州、北海道、四国、九州、沖縄本島を除いた6847が
「離島」と呼ばれています。
そのうち、人が住んでいる島、「有人島」はいくつあるかというと…？

その数、実に418。

この中で、本土と常に行き来できるような交通網がないなどの理由で
六島のように離島振興法という離島を援助する法律の対象となっているのは254島。
この254の島々の面積を合わせると、5206平方キロメートル（日本全体の1.38％）、
人口は38万7000人（日本全体の0.30％）。
みなさんの予想より多かったでしょうか？少なかったでしょうか？

日本の離島の現状については、国土交通省の国土審議会第8回離島振興対策分科会の
「離島の現状」という資料に詳しく載っています。
医師のいる離島はどのくらいなのか？
高校のある離島はどれくらいなのか？
わたしも初めて知ることばかりでした。

さてさて。
いよいよあと3日で六島での日々が始まります。