2019年9月7日土曜日

六島、六年ぶりのタイムカプセル開き!

大変ご無沙汰しております。六島・第3期インターン生の美菜子です。

2019年8月。数年ぶりに六島にお邪魔してきました!


六年前の夏、インターン生として受け入れていただいた六島。

瀬戸内海ど真ん中の六島


島の空き家の活用方法や、島の未来について、島のみなさんに本当にお世話になりつつ、インターン仲間と悩みながら提案したコミュニティスペース「島小屋」と、「六年後の六島未来予想図」タイムカプセル。

2013年のインターン報告会



その後、「島小屋」は実際にオープン。島民、関係者の方に「六年後の六島に残っていてほしいもの」、「そのために自分がしたいこと」を書いてもらった紙を埋めたタイムカプセルは六年後に掘り返すことに。

完成した島小屋。喫茶でもあり宿でもあります。


そして六年後の今年。当時のインターン仲間はるちゃんと、島のお母さんからの連絡をきっかけに、タイムカプセルは再び日の目をみることになりました。

タイムカプセルを埋めた場所は六島小学校の校庭の片隅。当時小学生だった子どもたちは、今は島外の中高に通っています。子どもたちが帰省するタイミングに合わせ、タイムカプセル開きの日程が決まりました。

2013年当時の子どもたち


島のみなさん、子どもたち、六島小学校の先生方、歴代インターンのみんな(今やなんと10期まで!)、インターンコーディネーターのFさん、市の職員のMさん、ちょうど六島に滞在していた大学生のNちゃん、六島ファンのみなさんなど、本当にたくさんの人の方に関わっていただきながら迎えた当日。

集合場所の六島小学校には大勢の方が集まってくださいました。六年前、タイムカプセルを埋めた当時の小学生6名たちに見事に身長を抜かされていたことに地味にショックを受けつつ、いよいよ掘り返し。



埋めた当時の写真を元に掘ってみるのですが、タイムカプセルはなかなか出てきません。みんなで写真とにらめっこしながら、炎天下の中、「たぶんそっちや!」、「ちゃうで!出てこーへん!」などとにぎやかに声が飛び交います。そしてついに、「ガツッ」という音が!「あった!」「いいぞー、掘れ掘れー!」。

実は六年も経っているので、中身が朽ちていないのかとても心配だったのですが、中身は無事でした!無事を確認したあと、当時の小学生たちに当時の写真と同じ配置で写真に写ってもらいました。六年前はまだ赤ちゃんだった子も一緒に。

2019年、6年分成長した子どもたち


その後は公民館に移動し、タイムカプセルの中身をみんなで確認。一人ひとり名前を呼んで、当時の自分の「未来予想図」を読み上げてもらいました。「こんなこと書いてたんだ!」という驚きがたくさん。「六島に残っていてほしいもの」として、「笑顔」や「お祭り」、そのために自分がしたいことがそれぞれの思いを込めて書かれていました。



そしてみんなでお昼ごはん。今回は都合が合わず参加できなかったはるちゃんからのメッセージや写真をスライドで紹介したり、六年前作った動画を改めて見返したり。



こうして本当にたくさんの方のおかげで六島の六年ぶりのタイムカプセル開きは実現したのでした。また六年後、いや、六年後と言わず、六島に里帰りしたいなと思います。この場を借りて、関わってくださった皆さまに改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!



ちなみに私は六島に一泊の予定だったのですが、せっかくなので延泊することにしました。だいすきな六島のお見送り風景を見たり、島のみなさんとおしゃべりしたり、釣りをしたり、新しくできた六島ビール(!)を飲んだり、子どもたちと花火をしたり。挙げ句の果てには調子に乗ってお見送りの恒例(!?)、飛び込みお見送りで子どもたちと海にダイブして一人だけ溺れかけたり…。島のみなさんに散々心配されました…。泳ぎ、真剣に覚えたいと思います。